全国土壌改良資材協会、40周年記念式典

(一財)日本土壌協会の内部組織にあたる「全国土壌改良資材協議会」(古家學会長)は13日、東京都千代田区の学士会館で令和6年度の定期総会を開催。併せて同協議会設立から今年で40年になることから40周年の記念式典を挙行した。同協議会は土壌改良資材に関する調査研究、現地研修会の開催、会報の発行を主な活動内容としており、現在の会員企業・団体数は63となっている。非公開の第40回総会では令和5年度の事業報告と収支決算および令和6年度事業計画案と趣旨予算案が審議され、いずれも承認された。総会後には60余人が出席し、40周年記念式典を挙行。挨拶に立った古家会長は「当協議会は昭和60年4月に設立され、土壌改良資材の品質向上と正しい表示、および生産・流通の円滑化を掲げ、その歴史を重ねてきた。みどりの食料システム戦略の推進など脱炭素、環境保全型農業の推進が重要視されるなか、協議会でもその取り組みに対応した勉強会や研修会を実施している。〝健全な土壌に健全な作物が育ち、健全な作物が健全な人間を育む〟とよく言われるが、やはり土壌は基本中の基本。そのような大切な土壌を作りあげる役目を再認識して今後も精進していきたい」と述べた。

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