中部電力など柿園でバイオ炭の施用実証

中部電力(株)技術開発本部は、地域農業の活性化を目的として、農業に関する研究も行っている中、6月14日、JA豊橋管内の柿園「ベル・ファーム」において、柿の剪定枝から作ったバイオ炭を施用する現地実証試験を開始した。今回開始した試験では、JA豊橋、ベル・ファーム、中部電力の3者が協働で、柿園(70平方m)へ施用量別にバイオ炭を投入し、土壌環境(化学性)への影響を評価する。試験に用いるバイオ炭はベル・ファームから出た剪定枝を無煙炭化器で炭化したものを使用する。役割分担はJA豊橋が生産者からの情報収集と資機材・肥料などの調査、ベル・ファームが柿剪定枝の回収・炭化と栽培への影響調査、中部電力が土壌(化学性)分析と炭化・散布試験を担う。

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