松山、ニプロアッパーローター~専用アタッチメント発売へ

松山(株)は、ニプロアッパーローターBUR2210H用のディスク式高速一工程播種法のアタッチメントとして溝付けディスクBUR10―MDを九州で先行発売、10月より全国販売を開始する。同製品は農研機構との共同開発機で、アッパーローターとシーダーとの複合作業で装着することで耕うん・溝切・播種を一工程で完了。排水溝の形成で豪雨リスクの軽減に貢献する。浅耕により作業速度は毎時3kmと高効率播種を実現した。ディスク式高速一工程播種法とは、ロータリー前方に大型のディスクを取り付けることで、畝の両側に排水溝を作成するのと同時に、掘り上げた土がロータリー内部へと供給される。この土を利用することで浅耕で作業速度を上げても十分な土量により理想的な播種床を形成。逆転ロータリーによる砕土性・残渣埋没性を維持したまま、高能率播種と排水溝による豪雨リスクを軽減した。

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